普通の日常の一般的な毎日

29歳の暮らしなど

神戸・塩屋を散歩して


神戸・塩屋へ散歩に行ってきました。私は今関東に住んでいるので、片道650㎞をバスやら飛行機やら乗り継いでの、散歩というか小旅行です。

 

海の近いコンパクトな町

塩屋は海と町の距離がとても近い。マンションも戸建も、海を向いて建っている。住宅街の中には海と川の混じる汽水域があって、朝の光がキラキラと眩しかった。水面から見えるフグの子、カニ。釣りをしている人を何人か見かけた。あとランニングしてる人も多かったな。いい日曜だ。

 

細い道を歩く

塩屋は坂の町で、駅を出て少し行くと細い道がある。それがこの町のメインストリートのようす。進んで行くと、細い道の途中とちゅうにスーパーやら喫茶店やらコンビニ、不動産屋にピザ屋に八百屋。町の大きさに合った、コンパクトに便利な生活ができそう。

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近所に欲しいピザ屋さん。

 

駅から町の中へ入って行くと、沢山の人とすれ違った。あまりに沢山の人とすれ違うので、私の来た方向で祭りでもあるのか?と思ったけど、みんな駅に行く人みたいだ。山側の住宅街から駅に行くには、必ずその細い道を通らないといけない。道が狭いから密度が高く特に人が多く感じたのだろう。道は細いのに人通りは一定数あって、静かなのに活気があった。生きている町という印象を覚えた。

 

シュークリームと水差し

駅に戻って、すぐ近くの洋菓子屋さんに入った。幾つか並ぶケーキ類の中で目に入ったのは長い形のシュークリーム。週末しか売っておらず、いつも午前中で売り切れるところが、その日は運良く残っていたらしい。
ここで食べてっていいよ、と言って小さなテーブルを案内し、店のおじちゃんがお冷を運んできてくれた。ステンレスの水差しは小ぶりで、中の氷をカラカラと回すと水がよく冷えた。なんかそれだけで気分が良かった。シュークリームは軽くてカリッとした生地に、ぽてっとしたカスタードクリーム、染みる旨さ。甘味には「甘い」という形容詞が使われるけど、あのシュークリームは「旨い」だな。
友人と自分用に、缶入りのクッキーを買った。洋菓子屋さんでの時間があまりに好い体験だったから、土産でその空気まで伝わってほしいなと、渡すまでドキドキした。

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とてもいい缶だったのでその後お茶っ葉入れにしました。

 

住んでみたいなあ

瀬戸内海が久しぶりに見たくて散歩先に選んだ塩屋。穏やかで気持ちのいいコンパクトな町でした。住めるかなあと不動産屋のガラスに貼られた間取り図を見たり。散歩でも住んだ気にちょっとなるね。